大学生活

新入生は読んで!『大学1年生の歩き方』が面白い!

 

どうもこんにちは、あおです!

超いまさらですが、「恋ダンス」が踊れるようになりました笑!

いやーずっと踊れるようになりたいと思っていたんですよね~。

目次-Contents-

書籍『大学1年生の歩き方』が面白い!

『大学1年生の歩き方』の紹介

今回は私が大学1年生にオススメする本を紹介します!

もちろん、大学2年生以上が読んでもためになるはずです。大人でも、読んだら勇気がもらえそう。それではどうぞ!

 

もったいぶらずに紹介します。それがこちら『大学1年生の歩き方』でございます。

 

大学の本屋をふらふらしていたとき、表紙に目が止まりました。

パステルカラーの色遣いが可愛らしいですよね。真ん中の男の子が不安と緊張で(多分)ぷるぷる震えているのも可愛いです笑。

 

 

著者はトミヤマユキコさんと清田隆之さんで、現在は大学の先生をやっているそうです。

 

 

トミヤマさんと清田隆之さんの、大学の先生としての大学や学生の見方はもちろん、お二人が学生だった頃の話を通して、

 

大学1年生がやっておいた方が良いことや意識しておいた方が良いこと、分かっていたほうが良いこと

をお話ししてくださっています。

 

 

たまにお二人の学生時代の黒歴史が暴露されているので、読んでいて面白いし、教え諭されていても偉そうだ、なんて印象を全く感じません!

それあるある!と思いながら読むことができます。

『大学1年生の歩き方』の構成

 

構成としては、大学1年生が1年間を通してぶつかるであろう問題をシーズンごとに紹介しています。4月〜3月の12ヶ月分あります。

 

例えば一部分だけですが、こんな話が載っています。

4月の大学デビューのファッション事情

6月の新入生マジックが終わるときの話

8月の夏休みにやっておいた方がよいこと

成績発表後の10月に他人と自分とを縦に比べてしまう病

12月にクリぼっち(クリスマス1人ぼっち)にならないために

3月の大学の包容力をナメるな!

です。

各月お二人がそれぞれ交互にお話ししてくださるのですが、どれも本当にためになります。

 

 

この本に私が出会ったのは去年の7月中旬だったのですが、このときはちょうど

模擬国連に苦しんでいるわ、友達に絶交されるわ、足の靭帯が切れたわ、レポートのことを先生にメールで質問したらシカトされるわ、課題に追われているわ、

で散々な大学生活を送っていたのです。

 

いや、ほんっと散々だなあ~~!!笑。

 

↓模擬国連の話はこちらです~。

↓足の靭帯が切れたときの話はこちら〜。

↓レポートでいい成績の取り方~

先生に質問してシカトされた話が載っている記事

 

友達に絶交された話はまた今度しますね〜。

そんでもって、散々な毎日を送っていた私にとって、これは本当に心の支えとなる本との出会いでした。

『大学1年生の歩き方』のコンセプト

『大学1年生の歩き方』は、大学生活に失敗したくないけど、キラキラ大学生になりたいわけでもない人向けに書かれています。

 

ほとんどの大学生がそんなもんですよね。

 

一貫してお二人が話して下さっているのは、

大学生はいくらでも失敗していいんだ!ということです。大学生のうちにたくさん失敗しておけ!いくらでもやり直せる!まじで!だから思いきってやれ!

です。

 

 

色々なことに挑戦したいけど、それによるリスクをまず考えてしまう、安定志向が強めな私には大変響く言葉たちでした。

今だけしかないなら、どうせなら、やってみたい。勇気をもらえました。

 

すご~~く印象に残った内容。

自己啓発本みたいなものだと思っていましたが、内容はむしろまるで逆…?のような気がしました。

 

印象に残っているのは、せっかくの大学生活をむやみに資格や英語の勉強ばかりに費やすのは良くないという話。

 

「実用至上主義」という言葉で表現されていました。

 

「実用至上主義」とは何かと言うと、実用的なものこそが良いという考え方のことです。

 

ためになることにしか興味を示さない…。無駄に見えるものをひたすら省く効率の良さや省エネを良しとする……。

 

最近は、私の周りでも1年生、2年生のうちからインターンシップだの企業研究だの言っている子も少なくありません。

楽しい?って聞いたら、「楽しいわけではない。」っていう子が本当に多い。

楽しくないんかい。

 

 

もちろん、将来必要になるならば資格などの勉強をしなければならないですし、本当に自分の行きたい業種ならアンテナを張っておくのは大事だと思うんです。

 

けれど、

問題なのは、特に目標も無くやみくもに資格の勉強に手を出す人。

やっといたほうがいいと言われるからやっておくという人。

 

 

私自身、この当時何かしらの「これ持ってます!」と言えるものが欲しくてTOEFLとかTOEICとか世界遺産検定とか漢字検定とか調べまくっていました。

大学で開催されるインターンシップ説明会とかも行ってました。

 

 

留学したいなーとは思っていたので、基準となるTOEFLを勉強するのはいいのですが、世界遺産検定と漢字検定はなんとなく取っておこうかなくらいの気持ちでした。

インターンシップは本当になんとなく。

 

なので、ズバッと言いぬかれた感じがありました。

 

 

受験勉強等のさまざまな目標では、まずゴールがあり、そこから逆算して計画を立てます。そして、効率の良さや無駄を省くのが良いとされる…。

 

 

去年の私を含め、そういうことに現代の人は慣れすぎてしまい、大人でも受験期のように自分を高めてくれる何かにすがろうとしてしまうのだそうです。

これってちょっと息苦しくないですか?と。

 

 

私はこの話を読んだときに、自分は座学からもう少し離れてもいいんじゃないかという風に思えるようになりました。がんばり過ぎなくていいんだと。

学生なので勉強はもちろんするんですけど、自分はあまりにも座学すぎる!あまりにも座学すぎるってなんだ。

 

点数や合格という、今までと変わらないものさしをちょっと横においておこう。

もっとフットワークを軽くして、いろいろなことに挑戦して、色々なことを体験することに大学生活を使おう。

 

座学も大切だけど、それじゃあ浪人時代までと何も変わらない人生だし、って。

 

今こそ無駄でバカなことをやろう!!と!!

強く思いましたね。

 

大学の話を通して人間の話をし、人間の話を通して大学を語る。

また、最後のほうでは、大学と人間についても考察していました。

 

先ほどの内容と似ている気もしますが紹介します!今の私の心に刺さる内容がこういう類の話なんですよね、多分笑。

 

 

最近はdoing(すること)が重要視されすぎているけれど、そもそも人間は英語で表現すると「human beingなんだぞ、と。

 

beingは「いること」です。「いる」とは、つまり「存在すること」。人間というのはまず存在することが第1なのだと。

 

存在があってはじめて、なにかを「する」につながるのだと。

 

でも最近は圧倒的にdoing重視。beingをすっ飛ばしているのです。何かをしていないと周囲の人から認めてはもらえない…。そういう世の中なのです…。

 

 

 

そんなとき、大学だけは違うのだといいます

 

大学では、図書館で爆睡していても、外のベンチでぼーっとしていても、何をしていても、いや、なんもしていなくても、誰からも文句を言われずにいられるのです。

 

 

カフェやファミレスなんか長時間ぼーっとしていたら確かに変な目で見られてしまいますよね。

 

私は、よくこのブログで大学は学生を「ぽいっ」ってしている…!という表現をするのですが、実はこの大学のスタンスが気に入っているんですよね笑。

 

アホみたいな包容力です。すごいです。こんな場所ほかにはないです。

 

この本読んで、まーじで大学生活への意識が変わった。

 

この本を読んで、マジで大学が偉大だと思いました。大学生活をもっと大切にしようと思いました。

 

大学が楽しくないと思っている人や、この記事を呼んで『大学1年生の歩き方』に興味が出た人、大学生活こんなんでいいのかな?って思っている人、本当に1回読んでみて欲しいです。

 

すこーーしは、大学いいなと思えると思えるはずです!

 

 

友達に紹介してこの本を読んでもらうこともあるのですが、満足度が超高いです!

 

マジで考えが変わります!!それぞれの心に残るフレーズが必ずあります!!

 

では!

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