受験勉強

受験に落ちた。浪人か、大学進学か。浪人もありって話。

 

どうもこんにちは、あおです!

インスタの広告欄にウェディングドレスの広告ばかりが出るようになりました。これは一体何の嫌がらせですか?

目次-Contents-

受験に失敗した。浪人?現役で大学進学?

今回は浪人すべきか大学進学すべきかの話をしようと思います。かくいう私も高校3年生で受験に失敗したとき、浪人か進学かめちゃくちゃ悩みました。

 

どうしようか考えて、考えて、考えて、考えた末に浪人を選びました。

 

まあ結論から言うと浪人はあり。ぶっちゃけ、浪人しても第一志望の大学には届かなかったけれど、今では浪人して良かったなと本当に思っています。

ではでは、なんで浪人がありなのかを見ていきますよ〜!8個ほど理由を集めてみました。

 

あおちゃんの高3の境遇

まずはじめに私の高3のときの境遇もちらっと話しておきますね。

・高校はそれなりの進学校(中高一貫ではありません。)

・5月末で、週6活動のあったバレーボール部を引退(一応最後までいました。)

・塾には通わず、学校の先生をうまく使わせてもらう感じ(独学?)

・第一志望は東京大学文科一類(のちの法学部)

・受験の際、滑り止めの大学の合格は1つもらった

 

とまあ、こんなんでした。

こういう境遇を先に見てしまうと、あ、俺は部活秋までだわーとか東大なんか目指してねーよーとか皆さんそれぞれ違う部分があると思うのですが、

 

受験を終わった身からするとその辺はあんまり関係ないかなあーと思います。

わたし自身も高校3年生のときはこの記事を読んでくださっている皆さんと同じで、第一志望合格を夢見た1人の受験生だったのです。

その点は変わりがないはずです。

 

それでは前ぶりが長くなりましたが、本題の方をどうぞ!

 

浪人がありな理由8選

1、浪人して学力がだだ上がりした

単純に学力がだだ上がりしました。

恥ずかしながら

私の3、10月の偏差値は5教科7科目(国立大学受験向け)という部分で55〜56とかその辺笑!

大手予備校の記述模試でした。

この記事の読者の中で、これより偏差値低い〜という方がいるのも承知の上で言いますが、

死んでました。

普通に基本的な部分がおさえられていない。

 

私の行きたい東京大学文1でこの偏差値は致命的。終わってました。うん、ほんとに終わってた。正直言って無理。

親に負担をかけないためにも塾に行きたくなくて、自分で勉強していました。世に言う独学って言うやつです。

 

でも、独学って聞こえはいいですが、やり方を間違えると成績は伸びません。全く伸びません。むしろ下がります。

自分のポジションは変わらないまま、周りが伸びますからね。

ってか、負担をかけないために自分で勉強していたのに浪人選んだのかよお前、って感じですよね笑。すみません。

 

んでもって、まあ浪人したわけですが、自分に独学は無理だと認識して、大手の予備校に通うことにしました。

 

ここでめっちゃ勉強したんですけど、そしたら、

浪人の10月記述模試の5教科7科目(上記と一緒、国立志望者向け)の偏差値は70にまで上がりました!

その伸びは数字にして約15!すんげー伸びました。

でも細かく言うと、69.9でした笑。惜しい笑!

 

まあ、偏差値70出ても東大文科1類ってC判定なんですけどね…。つまり私はこんなに自慢しているけれどD判定で終わっています。

いやでも伸びたよねこれ。

高3の時なんて当たり前だけどE判定しかなかったし、マジで下から数えた方が早かった。

2、分かるが増えた

偏差値が伸びた(学力が伸びた)ということもあり、当たり前ですが、分かる!がすごく増えるようになりました。基本事項がおさえられてきた実感がめっちゃ増えます。

分かるって本当に面白いことです。勉強が楽しくなりました。

浪人は苦しいこともたくさんありましたが、楽しかったという思い出も同じくらいあります。

 

3、自信がついた

結局、これも学力が伸びたから言えるやつなんですけど、すごく自信がもてるようになりました!

中学のときまでは成績優秀な方だったのですが、高校のときはどれだけ勉強しても周りがすごくてなかなか成績が上がりませんでした。

それに伴い私は高校生活でどんどん自信を失い、劣等感にまみれた感情を抱いていました…。進学校に進学した人あるあるですね。

 

ああ、あのときは大変だった自分!

浪人して、勉強して、できることが着実に増えていって、それが数字に表れるようになると、自分もやればできるんだ!という気持ちになりました。

 

4、大学に入ってからラクになった!

私は残念ながら東大には落ちていますが、

東大を目指して浪人したことは絶対、決して、無駄になってはいません。

 

大学での勉強はすこぶる調子良いです。

ちょうどよい…?いやちょっと楽って感じか…?

 

大学生活でサークルに6つ所属して、バイトも2つ掛け持ちしているのですが笑、その中でも法学部生としてわー!ぎゃー!と勉強して、それなりの成績を修めています。

GPAは今のところ3.3!まあまあでしょう!

↓ちなみに法学部生としての生活についての記事はこちらです。

 

浪人の時に法律を勉強したわけではなかったんですけどね。教科書とか判例とかの長い文章に向き合う忍耐は浪人で培われたと思います。

 

一般教養と言う法律以外の授業も受けるのですが、歴史の授業をとれば「これ世界史や〜ん!」という感じで単位も取りやすいです。

 

あとはやっぱり英語!

高3のときの英語の学力のままだったら私どうなっていたんだろう?とつくづく思います。英語のレポートとかプレゼン、文法ぐちゃぐちゃだったんじゃないかな?

 

5、自分の将来を真剣に考える時間となる

浪人生には闇期が訪れるのだよ。

浪人生って、ほとんどの人に闇期が訪れます。私の肌感覚では多いのは6月と10月。本当にしんどかった!

なんとなくですが、6月と10月とでは何となく悩む内容が違っています。

まず6月は何のために勉強しているのか分からなくなる闇期です。

友達は大学生になって楽しい生活を送っているのに、なんで自分は勉強ばかりしていなくてはならないんだ、という思いになります。それが己のした選択だというのに。

 

浪人あお
浪人あお
もっと3月にディズニーとか行って遊んでおくんだった!

 

って、真剣に考えていました。いや、3月ちゃんとスタートダッシュ決めたお前さん(過去の私)は偉かったんやで、と言いたい。

でも本気で遊んでおけば良かった…!って思うんですよねぇぇぇ笑。

まあでも1日くらいけばよかったのかな笑。あんなに苦しむなら笑。

 

そして、10月は大学に行く意味が分からなくなる闇期です。

 

大学なんか行かなくても幸せになる方法はあるはずだと信じて疑わなくなります。何のために大学、ましては東大に行くのか疑問に思うのです。

 

どこの大学でもやりたいことはなんだかんだできるだろう、と。そしてこれはあながち間違ってはいない…。

 

モチベーションを見失ったまま勉強するのは本当にしんどいので、こういうときこそ自分が何をしたいのか考え直す必要があります。

 

何のために勉強して東大に行くのか。法学部でいいのか。ひたすら考えます。

 

モチベーション維持のために、勉強のやる気を出すために、すがるような思いでした。

絶対的な「東大の良さ」が欲しかった。

でも何を考えてもしっくりこないんですよね〜笑。他の大学でもいいんじゃん?ってなっちゃう笑。

 

やりたいことはどこの大学でもできる?

話の続きでもありますが、やりたいことは今やどこの大学でもできると言われます。これは間違っていません。

でもモチベーションを保たせたい受験生にこの言葉はむしろ邪魔。この大学じゃないとダメだよ、って言葉が欲しい…。私はそうでした。

というわけで、この記事をみている受験生が絶望しないためにもある意味で救いの言葉(?)を残しておきます。

 

大学ごとに違うところはある!

です。

 

確かにやりたいことはどこの大学でもできるかもしれないけど、やりやすさが違うと思います。ちょっとアバウトですが。

 

レベルが高い大学や、そのやりたいことに関わる何かを売りにしている大学の方がきちんと設備が整っている気がします。

 

私はインカレといって、自分の大学とは違う大学のサークルにも所属しているので、そういう部分の違いを肌で感じることができます!

 

私が痛感したのは留学に関してですね〜。

 

多分大学によって力の入れ具合が全然違います。どこの大学でも交換留学はできると思いますが、協定校の多さとか、奨学金の多様さとか設備の充実度が違う…。

もっと調べておくべきでした。特に第2志望以下となる私立大学!

 

サークルに関しても設備がめちゃ整っていたり、全然そうではなかったり、ほんと力の入れ具体が大学によって違います。

 

考える時間があるから考えるのか?

考える時間があったから将来のことを真剣に考えた人は多いと思いますが、私の場合はちょっと違うかもしれません。

 

時間があったから考えてみたとか、自分の将来のことを考えたいから考えたというよりは、

考えないとやっていけなかったから考えました。

 

考えなきゃ勉強できませんでした。しんどすぎて。

 

でもこれは貴重な時間だったと思います。

よく分からないままに学部とかてきとーに決めなくて良かったです。

 

私は東大を目指すにはどうしても学力が乏しかったので、とりあえず受かりやすいとされている文科三類(のちの文学部)を先生方に勧められることが本当に多かったのですが、

いや文学部じゃない、東大に行ければ何でもいいわけじゃない、多分絶対自分は法律、と思い、文科一類(のちの法学部)を志望し続けました。

 

6、人に優しくなった

皆さん知っていますか。

挫折を味わった人間というのはですね、他者に優しくなれるんですよ…!!

ちょっとくらいの遅刻や失敗、だらしなさなんて全然気になりません。

 

お前のそんな微々たる失敗より私の犯した過ちの方がよっぽどえげつねぇぞ!!

と思って何でも許せます。

 

私は親のために数十万円?の塾代ケチって、浪人代100万円にしてくれたんだぞ、です。

 

我が家は家計が厳しかったので、祖母にご協力いただいたのですが、本当に感謝しております。皆さま私のために本当にありがとうございます。

この恩はマジで忘れません。永遠に覚えておきます。

 

あ、他者に優しくなれると言う話に戻りますね。

小学校、中学校、高校と自分の性格がどんどん丸くなっていったと思いますが、浪人の1年はもう丸みに磨きがかかって、もはややすりにかけたようにツルツルになった気がします。

 

優しい感情というのは大事で、人間関係が良好に保てますし、自分も穏やかな気持ちでいられるので人生が楽です笑!

他者に寛大になれるくらい自分のメンタルが強くなったと思んですよ。

 

7、浪人仲間との絆が芽生える

浪人時代の友達とは今でも連絡を取り合っています。一緒に過去問をやったり励ましあったりした仲だったのですが、今でも猫カフェに行ったり、ご飯に行ったりします。

 

また、大学においても浪人というのは少し特殊なものです。

大学においてやはり少数派である浪人……。それにより何が起こるかというと、

浪人仲間で盛り上がります…!!

同い年ってそれだけでめちゃめちゃ嬉しい…!!

 

まあ現在大学で仲良くしている子はほとんど一個下なんですけど、入学当初なんかは浪人仲間ってやっぱり心強かったですね。今の演劇サークルでも同い年の人とは仲良しです。

 

8、(おまけ)痩せた!!!!!

浪人していた時、

痩せました!1年間で4キロくらい

浪人始めた3月から12月までで2キロ。1月から2月下旬までで2キロでした。後半すげえ。センター試験、私立大学、東大と入試本番シーズンはストレスすごかったんですね。

痩せたと言うより、やつれたと言う方が正しいかもしれません笑。

でも受験終わったらすぐ戻っちゃいました笑。

 

浪人してよかった!

学力が上がった、自信がついた、勉強以外のこともえんじょいできる余裕が生まれた、自分のことを真剣に考えることができた、人に優しくなれた、仲間ができた、痩せた!

これらを与えてくれたのは浪人の1年間でした!

劣等感にまみれた私を救ってくれた1年だったと思います。

東大には落ちたけど、戦って良かったです。

 

まあ、今東京の私立大学は定員削減が本当に厳しくなっているし、お金もかかるので、みんな浪人いいぞ!とは一概には絶対言えませんが、

 

どうしても結果に納得できない人は浪人もあり

だと思います。

 

とはいえ、もう一度浪人したいかと聞かれたら、「二度とやりたくない。」と答えますけどね笑。

 

↓最後に、「浪人あるある」の記事もあるので読んでみてください!多分面白くできてる!

 

それではみなさん受験頑張って下さいね!!応援しとります!!本当に、応援しています!!

では!

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