デンマーク生活

コロナ禍でのデンマーク留学記①8月第4週編

 

どうもこんにちはあおです!

デンマーク留学に際して毎日ノートに簡単な日記をつけていたのですが、今思えばブログで書けばよかったやん、と思ったので、ここからぼちぼちその日記の内容を公開したいと思います。人に伝わるように修正は加えていますよー。

ってか最初の方日記が長すぎる笑。だんだん短くなっていきます。書かなかった日とかもあります。

目次-Contents-

8月18日(火)日本出発の日

ビザがビザセンターに届いた~~!出発当日~~!あぶね~~!てことで、そいつを午前中に取りにいった。飛行機を夜の便にしておいて良かったなあー。

 

荷物の最終チェックをして、ノートパソコンとかUSBメモリーに入れておきたいデータも入れて、チェックして、ウォークマン(ウォークマン愛用歴9年、NWシリーズ☆)にデンマーク語のテキストの音源をいれて、ついに出発。

 

 

母さんとスカイライナー待ちのベンチに座っているとき、

初めての一人暮らしでいきなり海外、英語は頑張ってきたけど全然流暢になんか話せない、不安、友達できるのかな、授業ついていけるのかな、無事にやっていけるのかな、具合悪くなったらどうしよう、ってか生きていける?コロナ大丈夫かな?と、

どうしようもなく怖くなってマジで泣いた。

 

 

母さんに、「大丈夫大丈夫ー!」と声をかけてもらいながら成田行きのスカイライナーに乗りこむ。見えなくなるまでずっと手を振ってくれてた母さん。

 

初めて親元を離れるなあ。

うちの両親は過保護だから一人暮らしが楽しみで楽しみでしょうがなかったのに、いざ離れるとなると不安なもんだ。

 

 

スカイライナーではガンガンに座席を間違えていたけど、

駅員さんは「こんだけ空いてるからそのままでいいよ~むしろこの時期に載ってくれるだけありがたい、はは!」と言ってくれた。

 

多分あの駅員さんは涙目のわたしを元気づけようとしてくれたのだろう笑。ありがとう駅員のおっちゃん!

 

スカイライナーも1車両に1人レベルのスカスカぶりだったけど、成田はさらにガラガラ。

 

乗った飛行機もガラガラ。左右前後まじで誰もいなかったから夜は横になって寝れた。最高。

 

アナ雪2を字幕付きで見ていたらすんげー酔った。飛行機での映画は字幕をつけない方がいい。

 

 

8月19日(水)コペンハーゲン到着

キャビンアテンダントさんが朝食何にする?と聞いてくれたけれど、ひとつひとつの選択肢が長すぎた。

 

全然聞き取れなくて、何回か聞きなおしたらすんげー嫌な顔をされた。寝起きの英語はきびい。へこむ。とりあえず聞こえたfishで返した。fishの機内食はうまかった。

 

前日の『アナ雪2』字幕視聴のせいで飛行機酔いしてたから食べるのしんどかったけど。そういや寝ても飛行機酔いが直らなかったんだよな~。

 

トランジット(飛行機の乗り換え)の待合いスペース?ではみんな寝てた。朝の4時だものね。わたしも一瞬うたた寝しちゃったけど、みんな荷物怖くないんか。

 

隣にいたおっさんがスーツでキメキメのかっこいいお兄さんに英語で話しかけられてたけど、たぶんあれは怖いセールス。自分じゃなくてよかった。おっさんが怒って追い払っていたのスゲー。

 

そのあと待合いスペースで隣の外国人に話しかけられた。「トイレ行ってくるので荷物見ていてもらえますか」的な。

 

さっきのセールスのやり取りを見た直後だったからもうめっちゃ怖かったけど、よく考えたら日本語で話しかけられてた笑。え?日本語?この人日本語しゃべれるの?

 

よし。こうなったら、「荷物がなくなっている、お前ちゃんと見てなかっただろ!慰謝料!」とか文句言われないように、荷物を見張っている証拠動画をとっておこう、と策を見出して荷物見張りを引き受けた

 

普通にトイレから返ってきた。良かった。

日本に留学してたらしい。まじで日本大好きだった。アジア人を見て中国人じゃなくて日本人だと判断できるんだから本物。インスタ交換したわ(いまでも連絡とってます)。

しゃべってて思ったけど、やっぱすごいな、わたしももっと日本の政治について知らないといけないな、ってなる。ってか日本語うますぎだろ。

 

 

乗り換え後のコペンハーゲン行きの飛行機は混んでいて、隣の隣に男の人がいた。3つ座席があって、隣は空席。

 

その男の人が長旅で疲れてるから真ん中の席使って軽く横になってもいい?って言ってきた。

いいよーっ言ったんだけど、だんだんそいつがエリアを侵略してきて、侵略してきてんなーと思いながらわたしもうたたねしちゃって起きたら、なぜかそいつがわたしの膝枕で寝てた。

何ごと!?わたしのメンズへの初めての膝枕をかえせタコ。「ちょっと重いからどいてくんなまし。」と起こしたら跳ね起きてた。なんかごめん。

 

 

そんでもってついにコペンハーゲン到着!街並みめっちゃ可愛い!でもめっちゃ疲れた。18時間かかったもんね。

コペンハーゲン大学のメンター(留学生サポータ的な)が空港まで来てくれて、寮まで送ってくれた。超ありがたかった。疲れすぎて、相変わらず飛行機酔いもしてたからそっこーで昼寝した。3時間。

 

でもハンドソープと食べるものとトイレットペーパーがなかったから頑張って買いに行った。トイレットペーパーは1個スーツケースに入れておくべきだったな。

それはそうと近くにスーパーがあって良かった。バナナうめえ。

↑モンスターは世界のどこにでもあるのね。

 

8月20日(木)

寮に電子レンジがなかった。みんなどうやって生きてるの。

 

寮母さんに寮内を案内してもらった。本当は到着した日(きのう)に案内があったはずだったんだけど、「18時間飛行機に乗ってきた」って言ったらゆっくり休みな、と言ってくれて本日開催になった。正直めっちゃありがたかった。

 

前の人が布団と枕を置いて行ってくれていた!けどよく見たらめっちゃ髪の毛ついてた。さすがにこれは気持ち悪いなってことで、使わない。

一階だからか、クモが多くて怖い。

 

キッチンの電気コンロが全然機能しなかった。電気コンロとIHヒーターは別物らしい。ネットによると、電気コンロは火加減が難しいのだとか。その通りだよ。

 

野菜炒めを作るのに2時間かかった!のに、全然野菜が温まってない。にんじんとキャベツの芯食べるのえぐい。なんなん。これからどうやって生きていこうか。アマゾンでガスコンロ買う?

 

でもほとんどのキッチン用品は先代の住人が残していってくれたみたい。包丁もまな板も鍋もフライパンもフォークナイフもそろってる。買う必要なさそう。ありがたい。

 

 

ピザ生地伸ばすやつとピザ切るローラーとチーズすりおろし器みたいなのが全部そろってたから絶対イタリア人住んでたなここ。

逆に箸が全くないから東アジアの人はいなかったんかな。

 

8月21日(金)

電気コンロのスイッチを早めに入れて、予熱?みたいにしておけばすぐに調理ができると思った。ハンバーグとコンソメスープを作った。けっこううまくできた。

 

近所のギリシャ人に抹茶味のキットカットをあげたらお返しに激甘いパイをくれた。ギリシャのお菓子らしい。

 

 

パイがのっていた皿を返したかったけど、庭で会っただけだったし、名前も聞きとれなかったからだれか分からんくなった。ということで今度返そうと思う(とか何とか言いながらいまだ返していない1月現在笑笑)。

 

外務省のサイトから在留届を出して、デンマーク政府にCPRナンバーも申請したぞ。留学中にやりたいことを改めて確認した。

 

8月22日(土)

きれいな枕と布団がほしかったから市街地にいった。明け方がすでに寒いのよ。日中は8月だけど、すでに秋っぽい服でめっちゃちょうどいい気温。

 

それはそうと、物価が高い。布団が17000円?!デパートだから高いんだろうな。でもどこに行けば普通の布団が買えるんだろう。

 

タオルも1700円。市街地で買うべきではない。でもどこに行けばお土産感のない、庶民的なタオルが買えるんだろう。

 

自転車がほしいなあ~。

ってか道路広くね?そういや靴がいるんだった。おしゃれなやつじゃなくて、雨に強そうなスニーカー!

 

8月23日(日)

IKEAにいった!きっとここなら布団があるはず!

バスのチケットの買い方が分からな過ぎてIKEAの最寄り駅Gentofteから歩いた。案外近くて大丈夫だった。

 

枕も布団もタオルもゲット!布団は一番温かいやつ。羽毛布団。それぞれ1000円、5000円、500円くらいだった。

 

デパートなんかで買わなくて良かった。これで明け方に凍えなくて済む、嬉しい。

 

 

すべてが新鮮だったコペンハーゲン

自転車の爆走、かわいらしい街並み、通りすがりの人と目が合う、目が合ったらにっこり笑ってくれる、みんな超優しい、そのすべてが新鮮に感じられたデンマークコペンハーゲンでした!

 

世界的に見て日本はコロナの状況がかなり良かったのに、人々がピリピリしていた記憶があります。

 

デンマークは他の欧米諸国と比べるとましでしたが、それでも日本と比べるとかなり状況はわるかったです。まあ今もだけど。

でも、おおらかな国民柄と言いますか笑、コロナになっちゃたら仕方ないよねーあららーくらいのノリでみんな生きていました笑。

 

最初デンマークに到着したときは、みんなコロナが起きてること知ってる……?って疑ってしまうほどに。

 

なんかもうめっちゃ普通でした。

 

 

まあそんななかでもいろいろな観光スポットに降り立ってみると、ああ、人がいないなあということを肌で感じたんですけどね。まあその話はまた次回。

 

今回はこの辺で!では!

 

 

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