デンマーク生活

コペンハーゲン大学の留学生サポーター「メンター」がすごい!

どうもこんにちは、あおです。

今日はデンマークコペンハーゲンの大学の留学生サポーターならぬ「メンター」制度のすごさをご紹介したいと思います。

コペンハーゲン大学では、一人一人の交換留学生に「メンター」というコペンハーゲン大学の学生がつきます。コペンハーゲン大学や日常生活で困ったときに質問したり、相談したりできる心強い味方です。

かく言う私は私費留学だったので、本来はメンターがつかないはずだったのですが、コロナで留学生が少なかったからか、メンターが1人つきました。ありがてぇ~~!

ある日突然、コペンハーゲン大学社会科学学部の職員さんから、「あなたのメンターはこの人です。連絡来るはずだから、やりとりしてあげてね。」的な連絡メールが届きます。メンターさんからメールで連絡が来たらFacebookなどを交換して、やりとりをしていきます。ちなみにデンマークの人はチャットでFacebookのMessengerを多用します。日本で人気のLINEでも、ヨーロッパで人気のWhatsAppでもないんですよね。ちょっと意外。

そんでもって、このメンターさんには本当にたくさんの面で助けてもらいました笑!まずは個人的に助けてもらった事例を紹介します。

②コペンハーゲン到着時、寮のカギを代わり受け取ってもらう

上記でしれっと、「空港からメンターさんと寮に行った」と書いたのですが、このとき感動的なサポートが実はありました。そう、わたしの寮の鍵をメンターさんが取りに行ってくれたのですよ!当たり前ですけど、鍵ってその辺に転がってないんですよ……!寮のポストに入ってるとかでもありません笑。実はメンターさんが受け取るものでもないんですよ!本当は自分でHousing Foundationの本拠地みたいなところに行って、自分でカギを受け取って、寮に行くんですよ!本人確認とかして!しかしながら、カギ受け取りの場所から私の寮が若干離れていて、かつ初めて飛行機で18時間くらいフライトしますからね、体力的に厳しいと思っていました。ちゃんと探せるのか?と。飛行機が遅れたり、道に迷ったりすればHousing Foundationの営業時間内にたどり着けない心配もあったわけです。到着時はホテルとか取って、次の日に取りに行ったりする方がいいのかな?なんて相談したら、じゃあ事前にカギ取りに行ってあげるよ~!と言ってくれたのです!なんか依頼していることが証明できれば、ほかの人が取りに行っても大丈夫なのだそう。というわけでお願いしました。ホテル代1泊浮いたぜ!まあ、私の親とかは鍵複製とかされたら困るやん?と警戒気味だったのですが、そしたら犯人1人だよな?ってか多分そんな人じゃないし、ということでお願いしました。結果、お願いしてよかったです。すぐ寮に入れましたし!

①空港から寮まで送迎してもらう

空港から寮まで自分で移動しないといけないのですが、まあ~~~~初めての国で道やら電車の乗り方やら乗り換えやらわからないですよね。『地球の歩き方 北欧』を握りしめていても難しいものがあるわけです。そんなわけで、メンターさんが空港まで迎えに来てくれることになりました。よくあるサポートだそうです。ヘルプいるよね~?みたいな感じで向こうから言ってくれます。全力でお願いしましょう。そして本当にわたしを空港から寮まで送り届けてくれるのです。荷物も30キロくらいあったので笑笑、大変でしょー?と言いながら時折手伝ってくれました。本当にありがとう。電車と道がマジでわからなくて不安でしたし、飛行機酔いしていたので笑、デンマーク到着時は本当にきつかったのですが、メンターさんがいたからスムーズに寮に到着できました。まーじでいてくれてよかったです。ちなみに、コペンハーゲン空港からコペンハーゲンの中心地までは電車で30分くらいなので、成田空港みたいな壮大な送迎を想像しなくて大丈夫。空港送迎はすこし気軽にお願いしてOKかと!

③コペンハーゲンの街を案内してもらう

メンターさんあるあるかもしれませんが、コペンハーゲンの街を案内してもらいました。このときデンマーク到着からけっこう経っていたのですが、自分の知らない街並みやお店を教えてもらえました!感動!

④デンマークでのチャリをどうすればいいか相談させてもらう

デンマーク移動手段と言えば自転車なのですが、どこで調達すればいいんだ?全部高いね~。なんて相談したら、レンタルがいいよ!と教えてくれました。それが先週紹介したSwapfiets(スワップフィエット)です。事前にSwapについて情報収集はしていたのですが、改めて現地の人にSwapを紹介してもらうと、安心して使うことができたんですよね、実際、とても良心的な会社だと思いました。Housing Foundationとは違う笑。

⑤帰国時にプリンターを借りる

日本に帰国する際に、PCR検査の陰性証明を紙で出力するためプリンターが必要となったんですけど、このときメンターさんのプリンターを使わせてもらいました。日本の方針で、証明書は紙じゃないとダメという謎の縛りがあったんですよね。2021年2月当時。これ本当に困りました。デジタル化が進みまくっているデンマークではまずプリンターが見つかりません。プリントできるお店はあるにはあれど、コロナで閉まっていましたし、コペンハーゲン大学もコロナでプリンターが使えなくなっていました。コロナでプリンターが使えないってロジックどういうことやねん大学、感じでしたけど笑。八方塞がりになって、メンターさんに相談したら、うちにプリンターあるよということだったので、使わせてもらいました。全然使っていなかったということで、すこぶるプリンターの調子が悪かったらしいのですが笑、なんとか紙で印刷できました。

などなど、今振り返っても助けてもらってばかりでしたわ。

メンターさんいてくれて本当に良かったです。私費留学の人も1回メンターさんつけてくれませんか?と打診してみるといいと思うレベルです。

 

続いて、コペンハーゲン大学Faculty of social science, department of political science のメンター制度全般に救われた話も1個伝えます!

Faculty of social science, department of political science のメンター制度では、よく留学生同士の交流を図るべくイベントが開催されています。私の時はコロナで開催が全然できませんでしたが、それでも、どでかい公園で日本では見たことのないスポーツをやたらやるような、交流の機会を設けてくれました笑。

それにより、いろんな国の留学生(ゆーてコロナでヨーロッパ出身の人がめちゃ多かったですけど)やメンターさんとの絡みが生まれました。そのなかで、1人今でもめちゃ仲のいいフランス人の子に会いました!この出会いは本当に自分のデンマーク留学やその後の人生の支えみたいな感じでした。その子に会えたのはメンター制度内のイベントだったので、本当に参加してよかったです。

そんなわけで、コペンハーゲン大学のメンター制度でした!

Faculty of social science, department of political science でない学部学科もメンター制度があったはずなのですが、同じように素敵なものであることを願います。

では!

 

 

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